いきいき七尾魚

岸端定置網組合

岸端定置網組合は昭和63年9月1日に設立していますが、加越古文書と言う文献により、その歴史が記されています。
1577年に上杉謙信が七尾城に攻め入った際に、能登守護職の畠山氏が長綱連の弟・長連龍を織田信長のもとに使いに出しています。織田信長はその援軍の願いを聞き入れて柴田勝家を出陣させますが、間に合わずに七尾城は落城となります。翌年に上杉謙信が死去、長連龍は柴田勝家の兵を借り受けて能登を攻め、後に北大呑地区を含む鹿島半郡を与えられることとなります。長は織田信長に戦況を報告する際に書面とともに「鰤五」を送った記録があり、その織田信長に送られた鰤が岸端定置網組合の前身の網元から送られたものだと言われています。
約400年続く歴史ある定置網で、通年にわたり回遊魚を中心とした新鮮な鮮魚が漁獲されています。沖出三ケ統定置網と言われる特徴的な定置網は日本最大級の規模を誇っていると言われており、鮮魚の衛生管理にも研鑽し続けています。

岸端定置網組合
岸端定置網組合

 

うまい漁師がここにいる!

白石康智(しらいし やすのり)

29歳(漁師歴 9年) 2号船 船長及び機械

目標:生涯岸端定置に!
常に勉強。生涯漁師を続けたい。魅力的な仕事と会社です。監督、船表と連携し、漁獲をスムーズにする。そのためには、ロープ、機械等船のメンテナンスも適度に直せる技術を身につけたい。

やりがい
美味しい魚を食べてもらえればそれだけでいい。船をまわすから風とか気になるし船を壊さないように気をつけている。魚がたくさんとれているとテンションが上がる。毎日ワクワクする。(一番テンションがあがるのはブリが豊漁のとき)

掲載情報は2016年現在のものです。

 

富田達也(とみた たつや)

29歳(漁師歴 7年) 魚積船、漁獲、水揚げ全般

目標:大船頭になりたい
勉強してみたい技術は船の運転。仕事は楽しいし常に勉強。覚えることはたくさんある。やりがいがあるし、将来は大船頭になり、指導者として成功するために経験を踏みたい。

自分が描いている大船頭とは
大船頭になるために俺に必要なこと。仕事ができても人を動かす力がなかったらだめだと思う。

どんな思いで魚を獲っているの
どんどん食べてもらいたい。そのためたくさん獲りたい。たくさん獲れるとテンションが上がる。特にブリが獲れるとうれしい。

掲載情報は2016年現在のものです。

 

スピード対応で素早く選別

魚体選別機

選別能力:15トン/時間

 

鮮度管理設備

殺菌冷海水製造設備
冷海水製造60トン/日、殺菌水製造20トン/日
角氷貯水設備
貯氷20トン、搬送30トン/時間

 


いきいき七尾魚図鑑 いきいき七尾魚よくある質問集

旬の七尾魚

  • マダラ

    冬の鍋料理に欠かせない魚「真鱈」。身は柔らかく絶品です。また白子はクリーミーで濃厚な味わいです。真子の「子付けのお刺身」は能登半島の冬を代表する一品です。

  • まさば

    背側の波紋が特徴。脂ののる秋から冬が旬。焼いてよし、煮てよし様々な調理方法で食べられます。

  • ふくらぎ

    今年生まれた「ブリ」の幼魚は、7月頃からボウズ⇒コゾクラと呼び名が変わり、10月頃から「フクラギ」と呼ばれ、能登・七尾の秋の味覚のひとつとなっています。

  • マアジのイタリアン風焼まあじ

    いよいよ食べごろ!能登の食卓では定番のアジ!塩焼きでもフライでもOK!

  • サヨリ 春の彩りあえさより

    春の訪れを知らせるサヨリは七尾湾で産卵、成長しています。

すし王国能登七尾 能登ふぐ事業協同組合 FOOD ACTOIN NIPPON
FAN推進パートナーとして参加しています 世界農業遺産「能登の里山里海」